アイドルから学びの場づくりを学ぶ。ゲストはチームしゃちほこ坂本遥奈ちゃん
昨日は、Foraの
実用ファシリテーション講座に行ってきました。
Foraでは、毎週水曜夜に学問ファシリテーター講座を受けさせてもらっています。
本当に毎度、素敵な学びを届けてくれている団体です。URL:https://fora.or.jp
今回は、
エンターテイメントに学ぶ場づくりの技術【プロ芸人・アイドルがゲストに!】 という名前の実用ファシリテーション講座に参加してきました。
なんと、ゲストはアイドルとお笑い芸人!
ゲストアイドルはチームしゃちほこの坂本遥奈ちゃん。可愛かった!
まずはアイドル編から学びをシェアしたいと思います。
まずはファシリテーターすぎやんから
今日のゴールの説明。
プロのお笑い芸人とアイドルから人を惹きつける技を盗もう。
もう、全員泥棒。盗むつもりのテンションで
行きましょう!
ここで、坂本遥奈ちゃん登壇!
以下、山内のとったメモと気づきを共有します。
来られなかった友達に様子や気づきを共有してといわれたので、
今回はあまりまとめず、講座を文字で再現することを目指しました。
記号:□トークのテーマ★山の感想や気づき
メモは100パーセント正確ではないかつ、逐語録でもないので、予めご了承ください!
坂本遥奈ちゃんのプレゼンスタート
□自己紹介
アイドル 緑担当
芸人のプレゼン。
チームしゃちほこ 名古屋観光特使
元々アイドルになるつもりはなかった。
小学4年生
人の前で何かをすることにあこがれる。
小学5年生
事務所所属
中学一年生
突然スタッフに集められてアイドルに!
□アイドルになるパターンは2つある。
➀アイドルを目指してアイドルに!
➁偶然アイドルに
□最初は一日限定ユニット
一日だけでいいからという名目。
名古屋でスターダストプロモーションの紹介のために活動開始。
部活感覚で週一のレッスン。
メンバーと入れる楽しさや人前で踊る楽しさを経験。
□坂本遥奈ちゃんの以前のアイドルイメージ
・好きな食べ物は?→チェリーです♡可愛く。
・声は高く貼って出す。
・ファンの方は頭にバンダナ、リュックをしょってメガネをかけている。
・可愛いを演じなくてはいけない。
□アイドルになってからこれらは否定された
・好きな食べ物は焼肉といえる。
・ファンにバンダナリュックがいらない。
・声は高くなるとのどが炒める
・アイドルは他を見ても本当に可愛い!でもその中にも個性がある
□坂本遥奈ちゃんの考えるアイドルとは?
・元気と笑顔を届ける。
→ライブとかで日々のやなことを忘れたり、解消できるように。
ライブという同じ空間でそういうことを届けたい。
・楽しみの提供。
握手会とかでお話。楽しいことを共有したい。
□アイドルの仕事
・ワンマンライブ
・ふぇすやイベントに出演
・CDのリリース
・キャンペーン(ライブに来てもらうために地方に行ってCDやグループの紹介)
・特典会(握手会、サイン会、撮影会)
→ちっちぃ赤ちゃん連れが多かった
→ファン同士で付き合う(どっち目当て!?キューピットだからええか)
→台湾の方 日本語で覚えて「投げキッスして。」「怒られたい。」「もっともっと怒って。」
・ラジオ レギュラー出演
ナガオカスクランブル22時
□過去のライブ写真の共有
日本武道館「夢なのか現実なのか分からない。」「スターしか立てない日本武道館」
横浜アリーナ「奥行がある。長方形で遠いから奥の人にも届けたい。」
日本ガイシホール ビクトリーイヤー
Road to Kasadera「ここを目指して頑張るぞ!それが実現。
□ライブ中に気を付けていること➀
●目、目線
→メンバー間、スタッフさん
お客さんとのアイコンタクト。
→遠くまで同じ目線を届ける
*物凄く大事にしている。
MCで、この子がしゃべっていたら他の子は何をしゃべっているかな?
ライブ中歌っている最中も確認する。
*スタッフさんは、舞台袖でメンバーにサインを送っている。
「ペンライトでまいてまいて!のサインであったりね。」
*イヤモニでスタッフ間のやりとりもする
*お客さんの目線は本当に大事にする。払っている料金は一緒。一番遠くにいる人にもおなじ価値が提供できるように。
見えてることを伝える。
★プレゼン、ワークショップ、授業も一緒だね。
対象となる人をきちんと意識していることを伝えることが大事。
□ライブで気を付けていること➁
●曲ごとの表現力
→アゲル曲、見せる曲(かっこよく、かわいく、セクシー、大人っぽく)
聞かせる曲、など気持ちを切り替えてパフォーマンスする。
*しゃちはアゲが多いけど。ずっとあげだと疲れる
★ファシリやコーチング、カウンセリングも一緒。
コーチングで言うStateがそれにあたるかな?
相手のテンションに合わせて、アクションを起こし、
持っていきたいテンションに持っていく。
□ライブ中で気を付けていること③
●しゃちほこは円陣する。(しゃちしゃち)気持ちを一つにする!
気持ちが一つにならないとき、円陣を忘れていることに気が付いた。
□ライブで気を付けていること④
●型にはまらない
*決められたことを全くそのままやるのではなく、今しかできないライブがある
*青が水をかける。アクエリアスかけた時さすがに怒られた。
*お立ち台に自由に立つ!他のアイドルはフォーメーション。
*チーフ 怒られるまでやれ。怒られたら俺が誤るから。
★チーフを中心に安心安全な関係づくりができているからチャレンジが出来る。
【質問タイム】
Q:活動一貫して大切にしていることは?
A:楽しんでもらうこと。みんながハッピーだと本当にいいとおもう。
Q:視線を合わせるためのルールや気にかけてることある!?(やまが聞きたくてきいた。)
A:前からずっと見てもきりがない。
一番奥から順に手前へ目線を配ることを意識している。
(会場大興奮。実際に実践してもらって、みんな目が合ってかわいさに虜になったw)
★いやあ。ほんとに短い時間で一瞬でみんなと目を合わせられていた。
自分の好きなポジションとか癖あるから、授業とかで同じ人を見がちだけどやってみよう。
Q:目線を合わせる必要性に気づいたのはいつ?
A:お母さんが教えてくれた。
緊張して合わせられない人もいるけど、そういうときは鼻とかみる。
Q:モチベーションが上がんないときどうやってモチベーションキープする!?
A:甘い物たべる。事務所の先輩に甘いもの食べたいなーって言う。
Q:形容詞の場所とか気にしている?
A:ラジオとか何年かやってるけど、言葉にするのは難しい。
アナウンサーの人とやっているけど、言葉の難しさを感じている。
というか。私形容詞の位置を入れ替えていたんですね!
いや、逆に教えて欲しいです。形容詞の位置について。
Q:アイドルとしての場とこういう学びの場と少し違うけど共通していることは?
A:ライブ中、自分達は上がっているけど、ファンが上がってないときも良くある。
そういう時はどういうレベルでアプローチしようかなって考えている。
「みんないくよー。」とかあおりやったりもしますね。
Q:しゃちほこ5人グループ。チームであり、ライバルだと思うのですが、どうやって仲を保たれていますか?
A:しゃちはほんとになかいい。なかよすぎて気持ち悪いくらい。
アイス買いに行こうとすると楽屋から同じエレベーターが全員しゃちのときがある。それくらい意気投合しちゃう。
でも、近くにいるからこそ成長が分かる。この子、歌成長したなあとか。
対立があった時は、納得するまでお互い話し合う。
Q:今日はどうやってみんなのテンションを上げようと心がけましたか?
A:まじめな人と聞いていたのでどうしようと思いましたが。
皆さん反応がいいので逆にリラックスしてやろうと思っています。
Q:恋愛したくならない??
A:同じグループにいる子が誰も付き合っていないから。
付き合いたいとかあんまり思わない。
Q:大学生としての自分とアイドルとしての自分、違うところはありますか?
A:お姉ちゃんがいて、結構抜けてる。
でもしゃちのファンにはしっかりしてるね。といわれる。
そしたら、この人私の事しっていないなあと思うわけです。
でも、長年のファンは分かってくれたりするわけですよ。
Q:初対面の人と付き合うコツは?
A:シャチはがつがつしすぎといわれるかもしれないので、バランスは気を付けてますね。
あと、田舎特有の人懐っこさはあるかなあと思って居ます。
Q:目線の力はどうやってつく?
A:歌ごとに、パフォーマンスごとに目つきをかえていくうちに力がついた。
かっこいい曲だと「キリッ」とするみたいに。
Q:ガイシホールという目標が達成しました。
チームとしての新しい目標と自分の個人としての目標は?
A:シャチとしての夢
「ROAD to ナゴヤドーム前矢田」
おじさんがまた来てライブ中に発表されたの。イエーってね。
ガイシホールの時も一万人入るかどうか不安だったけど。達成できました。
(パワポが乱れる。他スタッフが対応)
ちょっとみなさんまってくださいね。まだかな~。う~ん。
わたし今日髪の毛の色変えていました。
初期から5年間黒髪だったんですけど、他のメンバーは年上だから染めてて。
それで大学生になったら染めてもいいと許可が下りたのでまず茶色にしました。
そして、もうちょっと明るくしたいなあって思ってやってこの色にしました。
まだファンの方も見ていないので、みなさん特別ですよ!
★間を気まずさに変えない技術!!!
持ち前のトーク力で、不意にできた間を楽しい場に変えていた。
A:個人の将来
・見ている人をワクワクさせるアイドルになること。
→ここがおもしろいよね。成長したよねってなって長年のファンは言ってくれる。
→でも昨日ファンになってくれた方にも一年後成長したよねと言ってもらいたい。
・楽しいライブの質を上げる。
*楽しいに勝てるものはない。
・いろんなことに挑戦し、いろんな引き出しを作りたい。
→この夏に舞台に挑戦。たてを使うとか。お芝居に挑戦。
みなさん、立って普段は見てくださっているけど、舞台では座ってくださっている。
大変だったけど終わった後「舞台好きだ」ってみんながなった。
・憧れられる存在になる。
ティフに5年前他のアイドルを見た時に、あの人だ!写真撮ってください!って言いたかった。
今年参加して、写真撮ってください!っていわれるようになった。すごく嬉しかった。
いろんな方から憧れられる存在になれるように頑張る。
坂本遥奈さんのお話終わり
★山メモ
さすがプロ。終始トークのリズムが心地よく、本当に聞きやすかった。
テンションの挙げ方や歌ごとの表情の違い等、アイドルの行動すべてはコミュニケーションであることに気付いた。今度アイドルのパフォーマンス見るときはコミュニケーションという観点で見てみたい。
株急上昇中のアイドルだったけど、アイドルだからといってお高く留まらず、
等身大でプライベートの話から夢の話までしてくださったことで、参加者が同じ目線に立って、多くの質問や対話が引き出せていたと思う。
一番驚いたのはやはり目線や体の向き。
目線は上記の通り、奥から手前に、左右中央順に送り、体もその都度適切な位置に動かしていたのが印象的だった。
等身大の坂本遥奈ちゃんとの対話で、会場は熱気にあふれてました。
アイドルと対話するという特別な機会に対してはもちろん。
アイドルの等身大のプロフェッショナルとしての坂本遥奈が作り出した空間とそこから得た学びにすごく感動しました。
終わり。落ち着いたら芸人さん編ものせます。